オーシャンズ

昨日は、お正月休みが明けてから初めての休日。
美しい海の景色に癒されようと、
話題のオーシャンズを観て来ました。

海底の神秘は、美しいだけでなく、
スリル有り、ユーモア有りと、かなりドラマティック!
ゆるゆると「眺める」映画だと思っていたら大間違いでした。

現代の水中撮影技術に度肝を抜かれる大迫力の映像。
素晴らしい映画だと楽しんで観ていたのですが、
後半からが、大変残念な内容に。

フカヒレ漁の残酷なシーンで、ちらりと映った漁師さんはアジア人。
極々ちらりなので、中国人なのか韓国人なのか日本人なのか、
わからないようになっていましたが、(漁船の名前も見えない)
捕鯨問題と絡めて、日本を批判したい意図があからさまです。
そして、海を守ろうとするのはあくまでも白人、という図式。

必要以上の乱獲をするなとか、海を汚すなとか、
その程度のメッセージはいいとしても、
自分たちの文化を絶対的な正義として
日本の食文化を攻撃する一連の動きにはうんざりです。
食文化はきっかけのひとつにすぎず、日本を批判したい本質は
別なところにあるのだとは思いますけれど。

私は好んで鯨を食べるわけではありませんが、
犬やウサギ、ハトやカエルを食べるよりは、
鯨のほうが良いなぁと思うのであります。

そして、この日の夕飯は豆腐三昧。
美味しかったぁ〜!








豆腐と野菜が中心の、この極めて日本人好みの食事は、
飽食のために大量の家畜を飼い(しかも柵の中で自由を奪い)
次々と屠殺していくより、ずっと平和的な食文化に思えますが、
欧米人には、穴子を捌く行為も野蛮に見えるのでしょうか…?


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