あけましておめでとうございます。


仕事始めの今日、早速、新規のお仕事をいただきました。
それも、新規のお客様!
新年早々、実にありがたいことです。

打ち合わせには、たいてい渋い色目の
スーツテイストな着物で行くのですが、
まだ松の内なので、花柄を織り出した
赤い色無地を着て行きました。

ところが、自分では当たり前の着物姿も、
お客様には、とても驚かれてしまいました。

あまり良い意味での驚きではなく
さりとて悪い意味での驚きでもないご様子で、
『異質な物への戸惑い』といった風でしょうか。

ほんの数十年前までは、日本人が日常に着ていた着物が、
いつの間にか、少数派のファッションとなってしまった現実を
久しぶりに実感した瞬間でした。

いただいたお仕事はやりがいのある内容で、
お客様も、親切でフレンドリーな良い方々だったので、
いきなり驚かせてしまったことを、申し訳なく思ってしまいました。

それでも、私は、着物を着続けていきたいと思います。
日本と、その文化、そして着物が大好きですから。














これが件の着物ですが、もしかして、この着物が
年齢的に無理があって、それで異質に見えたのかもしれない……
と、たった今、思ったりもしました。
赤い着物って、何歳くらいまで着てもいいもの???

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